先日の休みを利用して、SL人吉に夫婦で乗ってきました。
目的地は人吉駅。熊本→人吉はSL人吉。人吉→熊本は九州横断特急。
行きも帰りもSL人吉を利用しなかったのは、人吉市内を楽しむためと「D&S(デザイン&ストーリー)列車」をひとつでも多く乗るためです。
むしろ後者の理由が大きいのですが…。
現在「D&S列車」は9種類あります。
以前は特急「A列車で行こう」(熊本~三角)に乗りました。
では、旅に出かけましょう。
駅の改札抜けて、ホームに着くと、停車しているSL人吉の周りはカメラを持った人の山です。
私もそのなかに夫婦ともに紛れ、それぞれカメラを片手に記念撮影。
ぴかぴかに磨かれた黒塗りの車体とメカメカしい機関車を見るとだんだんテンションが揚がってきます!!
3両しかない客車はまったく同じではないものの統一されたデザインが心地よい]
空間となっております。
さて、汽笛を鳴らし、蒸気を吹上げ、出発。
ゆっくりと走るため、車窓からの景色はストレスなく見続けることができます。
また、客車の1号車と3号車には展望デッキが設けられており、迫ってくる景色と去っていく景色を楽しむこともできます。
沿線の方々も手を振ってくれます。
人吉のつくまでの間いくつか駅に立ち寄ります。
白石駅(熊本県芦北町)では、15分ほど停車し、緑豊かな背景をバックに力強いSLの写真が撮れます。
人吉に着いたのはお昼過ぎ。約2時間半の旅でした。
人吉では餃子を食べ、焼酎工場を見学し、温泉に入りました。
帰りは九州横断特急にて約1時間半の旅。
行きとは違い、帰りは車窓を流れる景色が早く、その違いを見比べるのも一つの楽しみ方です。
今度は鹿児島駅を起点に特急「指宿のたまて箱」や特急「はやとの風」、「いさぶろう・しんぺい」に乗車してみたいと思います。
これから夏休みに入るお子様とともに列車の旅を楽しむのはいかがですか。
業務推進部 橋口 和典