毎日朝起きて、始めにすることは、鉄瓶でお湯を沸かすことです。
中火で時間をかけて沸かします。
強火では、底を痛めてしまうそうです。
鉄が水道水の雑味をとってくれるので、白湯が本当においしです。
もちろんコーヒーやお茶も美味しくなります。
鉄瓶をはじめ、他の鉄製品にしても手入れは面倒なのですが、
時間をかけて使い込み育ていく楽しみがあります。愛着が日々深まります。
大事に使えば、一生使えるのかもしれません。
我が家で使っている南部鉄器の鉄瓶は二個、古いもので現在は作らてません。
自分で買った雫型のものは、20年以上は使っています。
実は形が少々使いずらいのですが、それも個性
大きいものは、実家で使われず眠っていたもので
デザインは古くからよくあるものなのですが、
実は優れ物取っ手が鉄なのに熱くならないのです。
ねじってあるからなのか、大きさや形に関係するのか
まさに匠の技伝統工芸恐るべしです。感心します。
鉄瓶は中につく白い湯あかがとても大切で、
全体に錆びにくくなるし、 水がおいしくなってきます。
育てる楽しみの一つです。
鉄分もとれて美味しく飲める鉄瓶ライフのお知らせでした。
設計デザイン 橋口 衛