2017/04/20

【春色トートバッグ】

暇を見つけては、端革で、身の回りの小物を作っています。
手帳や、バッグ、普段使っているものを見て、
「どうやって作るのかな?」とお尋ねいただくことがあるので
ご紹介してみたいと思います。
①革の裏側(床面)に、専用の材料を塗って、
 ガラス板で磨き、処理をします。
②作りたいもののデザインを決めて、
 カッターで裁断します。
③接合部分を接着剤で貼り、菱目錐で針孔を開けて
 いきます。
④縫う長さの5倍位の糸の両端に針を通し、
 マチを縫っていきます。
⑤ハンドルを付けます。
⑥ちょっとさみしいので、マチとハンドルの残りの革で、
 カードケースを作ってみました。
今回は、グリーンのスエード風の型押し革にしたので、ハンドルとマチは、白い革に。
桜の花が似合う、春色のバッグになったでしょうか。
色や風合いの異なる革を組み合わせるのは、住まいのコーディネートとも似ていますし、
入れたいものに合わせて、デザインを考えるのは、
住まいの収納を考えるプロセスとも通じるところがあります。
こんなところが、楽しいのかもしれません。


インテリアコーディネータ 坂本享子