2016/01/24

凍結予防方法

40年に一度の強烈な寒波が今夜から九州にもやってきそうです。
このような冷え込みの際には水道管内の水が凍り、管が破裂してしまう場合がございます。
少し長くなりますが「凍結の予防」の一般的な方法をお伝えいたします。
【凍結予防の方法】
主に次の3つの方法があります。
①水道管の水抜き
水道管内の水を空にしておけば水が凍ることはありません。
※水抜きの手順について
元栓(水道メーターBOX内バルブ)を閉める(時計回り)
   ↓ 
水道蛇口を開ける
(混合栓の場合は レバーを真ん中にして水湯が出る位置に動かす)
   ↓
1分ほど放置
(給水管に空気が入ることで中の水が抜けていきます)
②水が凍らないように水道管を保温しておく
露出している部分を保温材や、タオル・布などで保護していただくだけでも効果がでる場合があります。(水道メーター周辺はタオルや保温材などをメーターボックスの中に入れ、メーター付近の水道管を保温します)。
③水道管の中の水を流す状態のままにしておく
水道管内の水が常に流れた状態であれば、水は凍りにくくなります。
①②③のいずれかをしていただくだけでも随分効果があります。
【凍結したときは?】
①水は出るがお湯が出ない場合
給湯器の給水管が凍結している可能性がありますので、給水管部分にタオルなどを被せ、その上からゆっくりとお湯(ぬるま湯)をかけてください。
(注意)
熱湯をかけると管が破損する恐れがありますのでご注意ください。給湯器付近にコンセントがある場合は、ドライヤーなどで暖めるのも効果的です。
②水もお湯も出ない場合
凍結している箇所が分からないため、一通りの作業をお試しいただく必要があります。
露出している水道管(水道メーター付近・給湯器付近)や蛇口にタオルなどを被せ、その上からゆっくりとお湯(ぬるま湯)をかけてください。
(注意)
熱湯をかけると管が破損する恐れがありますのでご注意ください
また、室内では扉などを開放し、室内全体に暖気がいきわたるようにしてください。
【その他】
①ほとんどの給湯器には「凍結防止機能」が付いていますのでコンセントは抜かずに差したままにしておいてください。
②追い焚き機能付きの給湯器を使用している場合は浴槽に水をはっておかれることをお勧めします(循環口が隠れるまで)。
長くなりましたが、少しでもお役立ていただけましたら幸いです。