翻訳はNHKにて放映中の「花子とアン」の主人公、村岡花子さんです。
赤毛のアンと言えば、小学生の頃に読んだかすかな記憶が・・・
若い世代にはアニメでもおなじみですね。
ふと懐かしくなり、新潮文庫で読み始めましたが、数ページ読むとついつい絵本へと手が伸びて・・・
絵本の方を一気に読んでしまいました。
原題の「Anne of Green Gables(グリーンケイブルスのアン)」は
直訳すると「緑の切妻屋根のアン」!
孤児だったアンが引き取られたマシュウとマリラ兄妹の家が
緑の切妻屋根の住まいだったのです。
物語の舞台、プリンス・エドワード島にはモデルとなった家が実在し観光客で賑わうそうです。
そういえば、小学校低学年の頃、
物語の続きを自由に想像して書くという国語の授業がありました。
アンのように想像の翼を広げ、文章力を養う授業だったと悟ったのは
つい最近のことですが・・・
「星の王子様」もそうですが、子供頃に読んだ時は楽しい夢物語だったものが、
今読むと秘められた奥深さに気づくことにより、
心に響くものも違っているから不思議です。
今こそ、大人になった?(年齢を重ねた)私たちが読み返す時なのかもしれませんね。
「神は天にあり、世はすべてよし」
エピローグでアンがささやいた言葉です。
たかさき
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